- まぁ待て!留学に行く前にこれを読め!>
- 清潔観念の違いについて知っておこう!
「清潔観念の違いについて知っておこう!」
海外で生活してみると実感することですが、日本人はものすごく清潔です。手洗いや入浴の習慣だけでなく、洗濯や掃除などの面でもフランスとは比べ物になりません。フランスで香水が発達したのは、入浴の習慣がなかった頃、体臭をごまかすために使われていたからだと言われています。フランスと日本は、両極端と言ってもいいくらい清潔観念が違うので、留学する前にちょっと覚悟しておきましょう。
空気が乾燥していると匂わない?
日本では「朝シャン」という言葉が流行ったくらいなので、髪の毛を朝と晩と1日2回洗っている人もいると思います。フランスでは、3日くらい頭を洗わないのは普通です。映画でも、髪の毛が濡れないように頭にタオルを巻いたり、シャワーキャップをかぶったりして入浴しているシーンを見たことがあるのではないでしょうか。フランスでは、シャワーを浴びるたびに髪の毛を洗う人は少数派です。空気が乾燥しているからか、頭を洗ってから2日目くらいが一番しっとりして調子がいいという人もいます。
ホームステイ先で起こるバスタオル論争
一度使ったバスタオルはすぐに洗濯をするという日本人は、結構多いのではないでしょうか。フランス人の中には、1週間でも2週間でも同じバスタオルを使う人もいると言うと、ビックリしますよね。でも普通です。パリのアパートなどでは自宅に洗濯機がない場合も多く、ある程度洗濯物がたまったらコインランドリーに行くという人がほとんどです。つまり、タオル類は使った後乾かして、また使って、コインランドリーに行くタイミングで洗うということです。
使い捨てではないティッシュ
日本人の感覚では、ティッシュというのは一回使い捨てですが、フランス人は複数回使ってから捨てます。鼻をかんだティッシュをたたんで、ズボンのポケットに入れて、また使うという場面をよく見かけます。フランスで使われているティッシュは、日本のものよりも大きく、分厚くて、丈夫なのでキッチンペーパーに近い感じなのですが、それでも何となくリサイクルには抵抗がありますよね。ちなみに、同じティッシュを何度も使うのは、ティッシュの代わりに布のハンカチを使っていた頃の名残だそうです。
まとめ
上に挙げた例以外にも、手を洗う場所がないトイレなど、フランスには衛生的に大丈夫なのだろうかと思うようなことがたくさんあります。日本人は潔癖症過ぎると言われることもありますが、フランス人が気にしなさすぎなんじゃないかと思うこともあり、こればっかりは慣れるしかありません。とりあえず日本とフランスの清潔観念は大きく異なるということを頭に入れておいてください。
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