留学カウンセラーの私が2国間留学をお勧めする理由

私はオーストラリアとフィリピンへの合計1年半の留学経験があります。オーストラリアとフィリピンへ留学を決意したことに後悔はありませんが、ひとつだけ後悔していることがあります。

それは、留学国の順番です。私は先にオーストラリアへ留学し、その後にフィリピンへ留学したのです。近年、このような2国間留学が流行っており、その力に疑いはないと考えております。

しかし、その順番を間違えてはなりません。そこで、なぜ真っ先にフィリピンへ留学するべきなのかをご紹介したいと思います。


いきなり欧米圏に留学しても通用しないのが現実

いきなり欧米圏に留学しても通用しないのが現実

その最大の理由は「いきなり欧米圏に留学しても通用しない」からです。もちろんフィリピンへ留学しても英語の基本的な文法や単語が理解できていなくては、授業についていくことはできません。

しかし、その度合いが欧米圏は顕著に現れるのです。欧米圏は積極的に発言する南米の留学生、英語と母国語が似ているため英語習得が早いヨーロッパ人が多くクラスメイトにいます。

強靭な精神力があれば別ですが、テンポの早さや日本人には馴染みのない会話形式の授業、加えてクラスメイトはグングン英語力が伸びていく。

そんな環境で長期間、モチベーションを維持することは難しい部分があるのです。

確かに、厳しい環境に身を置いて英語力を高めることは重要ですが、基礎力がなければ効率的とは言えないのです。


フィリピン留学はステップアップとして最適

自分を出せる環境がある

フィリピンではマンツーマン授業が大半なので、ご自身のペースで授業を進めることができます。わからないことがあれば、重点的に学ぶことができますし、逆に理解している部分は除外することもできます。

日本は現在、英語を小学校から学んでいますが、先進国の中で英語力が低いと言われています。その原因が学校側のカリキュラムにあるのか、日本人の気質的な部分にあるのか根拠を出すことは難しいと思います。

ただ、ひとつ確かなことは英語と日本語は言語的に大きな違いがあり、発音に至っては日本人が簡単には出せない「音」があるのです。

フィリピン人は日本人と同じアジア人なので、英語の発音の方法が日本人と近く、無理なく英語力を向上させることができるのです。


欧米圏留学は、キャリアアップの上でも重要なステップ

英語以外も学べることが多い

もちろん、欧米圏留学を否定しているわけではありません。むしろフィリピン留学だけでは英語力を満足させることが難しいのも確かです。

TOEC600点程度取得できると、ある程度の内容を聞き取れるようになり、日常会話程度ならば問題なくなると思います。

しかし、そこで大きな問題が訪れるのです。フィリピンは英語が第二言語であり、ネイティブではないため、言い回しや表現が少ないと感じてしまうことがあるのです。

実際に私が体感的に感じたことなのですが、フィリピン人の方は難しい表現で会話をしていません。母国後があるため、深い内容になると先生通しは現地の言葉で話します。

なので、英語を習得したいと考えたら欧米圏への留学は必須と言えるのです。

英語力がない時点での欧米圏留学は授業についていけず、英語力がある程度あるとフィリピン留学では物足りなくなってしまうのです。

まとめ

どのくらいの英語力を目標としているかによって、留学期間や留学形態は異なると思います。費用面での考慮も必要になるでしょう。

しかし、本当に英語力をつけたいと考えている場合は、フィリピン留学からの欧米圏留学という流れが、実力的にも費用的にも最善だと確信しています。


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