ロンドンには、嬉しいことに日本の食材が手に入る店がたくさんあります。
最も有名なのは、ピカデリーサーカス駅近くにある「ジャパンセンター」。食材の他、その場で食べられるお弁当や菓子パンなども売っており、日本人のみならず現地の人にも人気があります。
ピカデリーサーカス駅からほど近いBrewer Streetは、別名ジャパンストリートとも呼ばれており、日本関係の店が多く見られます。ここにある「ライスワイン」や「ありがとう」というお店でも、日本の食材が手に入ります。
また、この通り沿いには古本屋やラーメン屋、日系のマッサージ店、美容院などもあります。
ロンドン北部に2つのお店を持つ「Atari-ya」では、新鮮な魚介類を買うことができます。少し郊外にあり地下鉄の駅から距離があるため、バスまたは車での買い物が便利です。
駅に近くて便利なところでは、地下鉄ノーザンラインのFinchley Road駅に、 「Natural Natural」というお店があります。新鮮な野菜が豊富で、お弁当やお惣菜も買うことができます。
日本の食材を安く手に入れたいのなら、中国人や韓国人が経営している、いわゆる「オリエンタルスーパーマーケット」が便利です。日本製の商品でも、日系のお店で買うより安い場合が多いですし、中国製や韓国製の類似品なら、ほとんどが半額以下で手に入ります。
レスタースクウェア駅周辺の中華街には、オリエンタル食品店が点在しています。ニラや白菜などが安価で買えるほか、冷凍納豆や薄切り肉なども手に入ります。
日本人が多く住む地下鉄ノーザンラインのGolders Green駅近くには、韓国系のお店「K-mart」があります。キムチの種類が豊富で、店頭では焼き肉丼やのり巻きなどを買うことができます。
ロンドンには数種類のスーパーマーケットがありますが、おもしろいことに、それぞれ客層が違います。
以前テレビでこんなジョークを耳にしたことがあります。「私がWaitroseに行く理由。それは、貧乏人が嫌いだから」
Waitroseというのは、富裕層が好んで行くスーパーマーケットで、治安の悪いエリアや貧しいエリアではあまり見ることができません。
逆に、TescoやAsdaといったお店では、身なりからしてWaitroseで見る人たちとは全く違う人たちを見ることができます。
商品棚にも違いが現れ、食パンの袋が破られて中が取られていたり、飲みかけのファーストフード店の飲み物が棚に起き去られていたりします。
同じものを買うのでも、WitoroseとAsdaでは値段が違います。その違いは、レジ係の接客だったり、店内の清潔さだったり、商品棚の美しさだったりと、あらゆる点に現れています。
さて、少々前置きが長くなりましたが、日本人が多く住むエリアで、日本人が良く行くお店と言えば、やはりWaitroseか、その1ランク下のSainsbury'sが主流です。受容に合わせて商品を入荷しているらしく、椎茸やえのき茸、カボチャ、大根、白菜などを手に入れることができます。
まずは自分が住むエリアにどんなお店があるかを知って、賢く使い分けができるようになると、お買い物も楽しくなりますよ。
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