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- 日本人が苦手なフランスの食べ物ベスト3
「日本人が苦手なフランスの食べ物ベスト3」
フランスと聞くと美食の国というイメージがあります。確かに、美味しいものがたくさんあるのが、フランスの魅力の一つです。でも、外国人からすると、ちょっと微妙な食べ物もいくつか存在しています。フランス人の中にも苦手な人が多い食べ物を3つご紹介します。チャレンジャーな人は試してみて下さい。意外に気に入って、フランス人よりもフランス人らしくなってしまう・・・かもしれません。
「ブーダン・ノワール」
豚の血と脂が入った腸詰(ソーセージ)のことです。血を使っているので、苦手だという人が多いようです。フランス人でこれを食べないという人も結構います。好きな人はものすごく好きなんですけどね。地方によって多少レシピが違うのですが、スパイスの効いているものが比較的食べやすいです。付け合せとして、マッシュポテトやリンゴのソテーが添えられます。チャレンジする場合は、スーパーで買うよりも、人気のあるお肉屋さんで買うことをオススメします。
「テット・ド・ヴォー」
「子牛の頭」という名前のこのお料理。高級レストランというより、庶民的なビストロで食べることができます。子牛の頬肉を中心に、皮やタン、脳を野菜と一緒に煮込んだお料理で、ねっとりしたゼラチン質の部位が多いのが特徴です。前フランス大統領である、ジャック・シラク氏の大好物としても知られています。大変手間がかかるお料理なので、スーパーやお肉屋さんでは下ごしらえが終わった状態で売られています。家畜をつぶせば、丸ごと食べるのがフランス的合理主義ですが、日本人にはグロテスクに見えることも。コラーゲンたっぷりなので、美肌に興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
「トリップの煮込み」
トリップというのは、家畜の胃腸のことです。牛や豚、羊などがありますが、牛肉の胃腸を煮込んだものが多いです。ちなみに、フランス語でトリップは、第一から第四すべての胃袋のことを意味します。ノルマンディー地方の「カン」という町の名前が付いた「カン風トリップ」が有名で、スーパーに行くと瓶詰めになったものが売っています。温めるだけなので寮やアパートでも簡単に食べることができます。付け合せには、茹でたジャガイモや平たいパスタが定番です。カン風のトリップは、シードルやカルヴァドスなどリンゴのお酒で煮込んだものですが、ワインにもよく合います。
まとめ
フランス料理の中では、エスカルゴやカエルが特殊だと思っている人もいるかもしれませんが、エスカルゴの食感は貝みたいだし、カエルはとても淡白だし、実はそれほど味に特長があるわけではありません。特別に蝸牛や蛙に思い入れがない限り、普通に食べられます。今回ご紹介した3つを食べてみて、どれも美味しいと思った人は、間違いなくフランス人に一目置かれるでしょう。
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