留学に意外と忘れやすい持ち物リスト28点

はじめに

「留学に行くのだからなるべく日本から持って行くものを減らして現地の物で文化に触れよう!」と言うのは幻想です!
このような考え方は留学ではなく「旅行」です。

留学とはただ海外に勉強しに行くのではなく、「海外で生活しに行く」のです。 1ヶ月以内の短期留学であれば我慢もできるかもしれませんが、長期になればなるほど「生活のしにくさ」はやる気を削ぐ原因として大きくなっていきます。 日本での生活で当たり前にあった物が現地では中々手に入らない事も十分あるので、是非何が必要なのか生活に視点を合わせて考えてみましょう。

飛行機に持ち込める重さに制限がありますので大きな物は現地で探すとしても、小さい物でちょっとしたスペースで持っていける物などは是非持って行きましょう。
今回は海外留学に行くときに意外と忘れてしまいやすい持ち物28点をリスト形式でまとめました。ぜひ出発前にチェックされてみてください。


留学前に用意しておくもの28点

女性向け:生理用品

海外の物で具合が良い物を見つけるまでの間の分で構いません。
また生理用品などの後処理でホストファミリーと揉めるケースもありますので、きちんと処理しましょう。

女性向け:化粧品(コンシーラー・チーク・アイブロウ・アイライナー・ビューラー)

化粧品は特に微妙な色の違いや太さの違い、また使いやすさ等で問題が起きる場合があります。
化粧の出来でその日の調子が変わってしまう方も多くいます。。 特に目の周りに使う物は使い慣れた物が一番ですね。
こちらも現地で具合の良い物が見つかればそれで構いませんが、当面の分は用意して持って行くのが良いでしょう。

薬(風邪薬・胃薬・目薬・痛み止め)

海外と一口に言っても国ごとに薬に対する制限や仕様も変わってきます。
自分の身体に合った薬は常備薬として必須になりますので、是非お持ち下さい。 薬が合わないと精神的にも肉体的にも辛いです。

海外留学保険(またはワーキングホリデー保険)

海外では日本の健康保険は効かないため、治療費が数十万円~数百万円になることもザラです。 そのため個別に保険に加入する必要があります。
治療費が支払えず留学を途中で諦めることになったり、ホストファミリーに迷惑をかけてしまったケースも実際にありますので、そうならないよう事前に保険加入しておきましょう。
留学保険でオススメしたいのは、世界的な大手のAIG保険会社です。
>> 留学保険のインターネット申し込みページ(AIG保険会社)

電子辞書

辞書に関しては持ち運びの簡単さとスピードが大事です。 会話の最中に辞書を確認したり、持ち運ぶのは不便ですから電子辞書の様な携帯可能な物を持ち歩くと便利です。
携帯のアプリ等でもいいですね。会話がスムーズになる一品です。 分からない時にすっと引いて理解するのが上達に良い結果を生むと思います。

ノートパソコン(またはiPadなど)

現地にネット環境があればこれ程便利な物はありませんね。
日本語フォントが入ったPCと言うのは調べ物をしたり、Skype等を使っての両親と連絡を取ったりと便利です。 色々と使える一品としてお薦めします。

クレジットカード

海外で大きなお金を持ち歩くのは危険です。 カード払いが基本の国もありますから、クレジットカードは必ず1枚は持っていくようにしましょう。
カード種類では、世界中で使えるVISAカードが断然おすすめです。 JCBなど国によってはまだ使用できない種類もありますから、VISAのクレジットカードは必ず持って行きたいところです。
>> エポスカード(VISA)

海外でもネットが使えるWi-Fiレンタル(グローバルWi-Fi)

現地でノートPCやスマホを使う場合に、もって行きたいのが屋外でも使用できるWi-Fiルータです。
費用は1日600円程度と安くはないので、ホストファミリーやアパートにネット環境が完備しているのであれば不要ですが、そうでない場合にはあらかじめレンタルしておくのがいいでしょう。
>> 海外でも使えるインターネット/wifiルータ(エクスモバイル社)

フォーマルスーツ

こちらも国によって異なりますが、稀にパーティ(高校留学等であればプロム等)や食事に行く際にあると便利です。 使用する機会はそう多く無いと思いますが、あると安心な一着です。

電気シェーバー

日本の電気シェーバーはとっても優秀だと思います!
海外でも手に入れる事は可能だと思いますが、毎日の生活で必ず必要になるものはなるべく用意して行った方が安心です。 些細なことが気になってその日の気分を上下することもありますからね!

洗顔剤(肌の弱い方)

海外の洗顔剤は日本人の肌に合わない方もいらっしゃいます。 こちらもまた合う物が見つかるまでで構いませんので、持って行くことをお薦めします。

洗濯ネット

海外の洗濯機や乾燥機は日本で言うとかなり古いタイプの物が多く、また大型です。 その上、日本人のように洗濯を毎日する習慣があまり無い場合が多いため、1回に大量の洗濯物を入れて洗濯するので衣類同士が絡んだりして痛む事が多いです。 洗濯ネットを100円ショップなどで2~3枚買って行くと意外な戦力になってくれます。

目覚まし時計

こちらは意外と忘れがち、向こうで買えばいいや!とついてみたら、到着当日は買う事ができず翌日朝からセレモニーが! 英語もあまり話せない内はなるべく心配事は減らしたいところ。 目覚まし時計は安心して眠る為に必須と言えます。
部屋の配置によっては置き場所があまり無い場合もあります。小型の目覚まし時計等が便利です。

変圧器

これは国によっては必須になります。 日本製のドライヤー等を持って行く場合等にも必須となりますのでお忘れなく。

体を洗うもの(ボディタオル系のもの)(海外のシャワーは基本的に固定)

身体を洗うという毎日が不便だと疲れも全く取れません! 日本と違ってバスタブにお湯をはって入ったりしない国も多いので、シャワーのみでもなるべく気持ちよく入れる様にボディタオル等は日本製の物がお薦めです。
シャワーが固定な事が多い為、色々不便になりますので是非お持ち下さい。

日焼け止め

日焼け止めは行く国によりますが、白人用では黄色人種である日本人には今一合わなかったり匂いが駄目だったりします。
頭用の日焼け止めスプレー等は現地で買ってもいいと思いますが、肌に付ける物は日本で用意していくのがいいと思います。 南半球へ行く場合は日本と季節が逆になってますので、タイミングが悪いと手に入れにくい場合があります。

女性向け:ヘアピン

これは細かい物ですが、こちらも到着から数日の間の為でもあります。 本来の使用目的以外にも色々使えて便利ですので、是非お持ち下さい。

女性向け:ヘアアイロン

こちらも女性にとっては必須アイテムだと思われます。
想像してみて下さい、英語も良く分からない時に納得できない格好で現地の学生等の前に出て行ったら、何やら周りが笑っている気がする! 実際は自分を見て笑っていた訳で無くとも、慣れない環境では人はナイーブになります。
寝癖一つで留学の大事なモチベーションが崩れる事だって大いにあるのです!

女性向け:化粧落とし

こちらも同じく到着から数日分とお考え下さい。
すっきりしないで気分が悪いまま不安と戦うなんて最初から最悪な気分になってしまいます。 最低限の日常をキープできるだけの物は必ず持って行きましょう。

カロリーメイト

こちらは簡易で保存がきき携帯が便利なサイズで匂いがきつくない物であれば何でも構いません。
ホストファミリー宅で時差ボケの為に晩御飯があまり食べれず夜中にお腹が空いてしまった! でもまだ色々慣れてないから夜中にキッチンで料理するなんて無理!なんて事も結構あります。
お腹が空いたのを我慢しながら無理やり寝るのは厳しいです。 他にも学校の寮生活等で体調を崩した時やちょっと何か食べたい時にも便利です。

メジャー料理のレシピ

料理が得意な人は特に必要無いかもしれませんが、留学先で長く住む事になるのであればレシピは必須と言えます。 もちろんネット環境があっていつでも手軽にインターネットで調べられるという環境であれば問題ありませんが。
ホストファミリーに日本の御飯を作ってあげたり、ハンバーガーやBBQじゃない御飯も食べたい!といった時に大活躍です。 現地で日本食レストランに行く方法もありますが、お値段が割と高かったり場所によっては良いお店が無かったりします。

水着

こちらはデザイン・サイズの関係でお薦めします。 私は身長が低かった為、現地で水着を買いに行ったらキッズコーナーから持ってこられてショックを受けた事がありました。 日本で買っていくのがベストだと思います。

日本の曲(好きな曲。数は多めに)

ノートパソコンでインターネットに繋がっていればそう大きな問題ではありませんが、割と消灯後寝るまでの間等まだ慣れてない環境では心を安らげてくれるものです

ファッションとしての靴(1足はいて1足持って行く)

ファッションは足元から!これも時と場合ですが、現地で靴というと行く場所によっては良いものが見つかる保証はありません。
運動靴等は問題無いと思いますが、ちょっと綺麗にといったタイミングであると嬉しい一品です。

耳かき・爪切り・爪賤り・綿棒等

割と無いなら無いで困ります。 小物は日本ではすっと手に入っても、海外では探す事になる場合もありますので持っていくと便利ですね。

洗濯バサミ(3個くらい)

もちろん現地で手に入りますが慣れない内はこういった小物が結構役立つケースが多いのです。 袋状のクッキーの封を止めて良し、ちょっとしたタオルや服を挟んで干して良しです。

替えのバッテリー

これは色々な機材用にと言うことになります。 ノートパソコン用、携帯用等ですね。特殊な物になる程現地では手に入れにくくなります。 目覚ましの電池(単三)等は現地でも勿論手に入ります。

リュックサック

こちらも行く国によって異なりますが色々なオリエンテーションやホストとアウトドアで出かける等使う機会が割と多いです。 腰の所で身体にしっかりとホールドできるタイプのちょっと良い物がお薦めです。
現地での移動手段にもよりますが、マウンテンバイク等を買って通学に使用したりするとカゴが無かったりして不便です。 学校が始まる頃になると大量の教科書類を買って移動しなくてはいけなかったりしますので是非一つお持ちください。 機内持ち込みのカバンとして利用するのも良いと思います。
※ワンポイントとしてリュックの中にお財布やパスポート等貴重品を入れるのは危ないのでやめましょう。

熟語辞典的なもの(熟語をまとめた物)

単語は分かっても英語っぽく話せない!そんな方にお薦めなのが熟語辞典的なものです! 表現がしやすく使いやすいので日々英会話で試していけます。

お土産(ホストファミリー向け)

(例1)アニメグッズ
アニメ関係は世界でも非常に人気が高いです。

(例2)日本のお菓子(ポテトチップス・チョコレート。煎餅・お饅頭とかはいらない)
このお土産についてはホストの意向もあると思いますが、特別日本らしい和菓子やお煎餅等を持っていくより日本のチョコレートやポテトチップス等を持って行った方が一緒に食べたりして盛り上がります。 特に多くの日本人を受け入れているホストだと、日本人形やお箸・和紙・折り紙などの定番はもう十分ですからね。 自分で説明もできない物をお土産にしても、相手にとってもあまり良いお土産にはなりません。
もっと自分でも興味があって、日本らしいものを持っていくと話も盛り上がって仲良くなれます。

その他

上記以外にも個人に合わせて必要な物が出てきます。
PSPやDSといったゲーム機等も「勉強しに行くのに遊び道具なんていらない!」と決め付けるよりは現地でもゲームやアニメ等は人気なのでコミュニケーションツールとして利用するのも良い手段です。
特にゲーム好きな人ですと日本から持って行かなくても結局現地で英語版の物を買って遊んでしまう場合も多いです。 ゲームばかりやっていては留学としては失敗になってしまいますが、ゲームや漫画等を利用して友達を作れたら良い結果に繋がるでしょう。
個人的な趣味として手放せないものなどは「常識の範囲」で持っていくことをお薦め致します

逆に要りそうで要らないもの

醤油・米・ラーメン(カップ麺・袋麺)

こういった物は現地で大半売ってます。 味と品質は多少なりとも落ちますが、そこは留学ですので新しい生活として受け入れましょう。

英和辞書

紙媒体の辞書は重く不便です。 もちろん勉強としては良いと思いますが、時間を有効活用する為にもノートパソコンや電子辞書などを使用することをお薦めします。


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